ムダな行動力

写真とオーディオ、時々フランスネタとフライトシミュレーター

真・ワイヤレスメカニカルテンキー

届いてしまった、理想の本気のテンキー。

あらまし

前回の記事で一応の完成を見たワイヤレスでメカニカルなテンキーだが、中途半端な質感と微妙に合わないキーマッピングを案じているといつの間にか中国から小包が届いていた。

数日前にアリエクから届いた素材たち

しめて 9,188 円。えらく高級なテンキーになってしまった。でもキーボードって 2-3 万円するからそんなもんだよね、うん。

組み立て

並べるために持った感じ、既にちょっと良さげな雰囲気を感じる

いわゆる「自作キーボード」の沼に足を踏み入れてしまった。まだはんだ付けがないだけましと自分に言い聞かせている。

新旧で並べてみた。ほぼ同サイズだが気持ち右ががっしり。

キースイッチを本体に差し込んでいく。後ろに細い金属ピンが伸びているので、それを本体の穴に合わせて垂直にぐっと押し込む。はじめは勝手がわからず CPU ソケットに CPU を置くような慎重さでおっかなびっくり置いていたが、どうやらそんな精密なものではなさそうだ。

普通にキュッと押し込めば刺さる。何にビビっていたのか。

1 分もかからず差し込み終わる

キーキャップをつける。説明はいるまい。

できた

レビュー

圧倒的な質感。写真では伝わらないかもしれない。リアルフォースよりがっしりしている。テンキーなのに。比べると以前のは 100 均のそれだ。キーを押し込んだ感覚がぜんぜん違う。カシャカシャしないし適度にしっとりしたキー荷重がある。高級キーボードのそれだ。最初からこっち買えばよかった。

改めて左右に並べて比較

KcBlue「KC-2323」改: 178 g  まあ普通

FEKER「JJK-21」: 304 g  ずっしり

リアルフォースの横に置いた。良い組み合わせ。

リアフォの「墨」色にほぼ同化。狙い通り。

ちょっとしたハプニングと対策

質感に大満足したところで USB で繋いで気付かされる中華の感性。買うときにも確かに書いてあったが無駄に RGB ライティング搭載。なぜ最近の PC 周辺機器は何でも光らせてしまうのか。

まばゆく光る。どこにそんな需要があるのか。

電気を消してみた。光の質は良い。が、そんなことはどうでもいい。消したい。

取説曰く Fn + Backspace でバックライトモードを切り替えとある

しかしここが不親切で、取説に記載の Fn キー操作では Fn + . のサイクルだろうが Fn + Backspace の切り替えだろうが Fn + Enter の光量ダウンだろうが、光り方が変わるだけで消えない。

Reddit で同様に困った人がいて、参考に Fn + 8 を数回押すと無事完全に消すことができた。なんでこれだけ取説に書いてないんだ。とは言えちゃんとスリープもするし勝手に光りだすこともしないし、これで望んでいた完全体のテンキーになった。

https://www.reddit.com/r/BudgetKeebs/comments/xdecly/comment/ioaiign/

あとがき

メインキーボードのリアルフォースに合う、しっかりとした作り & デザインのワイヤレスでメカニカルなテンキーをついに見つけることができた。満点。このセットで 9,000 円、しかも前のクソテンキーにも 7,000円をかけたことを考えると 20,000円弱もかけてテンキーを探し求めたとは考えたくないので忘れよう。

しかし今回の Gateron Pro 2.0 Silver と XDA の組み合わせは実に良い。いっそリアルフォースからさらに卒業して本体も自作…なんて嫌な囁きが聞こえた気がする。いやまずは Keychron Q1 か…?