ムダな行動力

写真とオーディオ、時々フランスネタとフライトシミュレーター

超広角レンズ LUMIX S PRO 16-35mm F4 と銀閣寺

逆光でいじめた - DC-S1 + S-R1635 - 16 mm  f/13  1/60 sec  ISO 640

SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN Art に飽き足らず LUMIX S PRO 16-35mm F4 を購入してしまった。

シグマの解像感と F2.8 には大満足だったのだが、パナ純正の色乗りの良さと少し出方が違う寒色・あっさりなところ、購入前から頭では分かっていた望遠端 24 mm の寄れないところが気になり、16-35 mm に手を出した。

まだ超広角の真価を確かめに出かけられていないが、週末閉門ぎりぎりの 17 時頃に銀閣に出かけたのでとりあえずのショットをば。

自然な感じで良く解像する - DC-S1 + S-R1635 - 16 mm  f/7.1  1/160 sec  ISO 100

LUMIX らしく濃い目の色で他のレンズ群と色が合う。それだけでも嬉しい。S PRO だけあって色乗りも良好、というか少し濃すぎるか…?

寄れるのが嬉しい - DC-S1 + S-R1635 - 31 mm  f/4  1/250 sec  ISO 100

14-24 mm で苦しかった「寄れない」問題も 16-35 mm ならスナップもこなせる。お出かけ中に超広角と標準を頻繁に交換するのが大変だったから、そのままスマホ程度の画角まで撮れるのが嬉しい。旅行のお供に向いてるかも。

嫌な歪みも無さそう - DC-S1 + S-R1635 - 16 mm f/13 1/60 sec ISO 500

シグマのパキッパキの解像というより自然さ重視の印象。Capture One での作業中は正直コントラストも解像も甘く感じたが、現像した JPEG を見るといい感じ。相性が良くないのかな。広角歪みも無さそう。シグマもパナも最近の広角って優秀。

藤 - DC-S1 + S-R1635 - 35 mm  f/4  1/80 sec  ISO 100

繰り返しになるが、寄って引いて寄って引いて…と歩きながらある程度の画角に対応できるのが散歩のリズムを落とさなくてとても良い。

本当に自分の撮りたい画角は 50 mm 付近なことが多いけれど、35 mm まで寄れれば悪くない。

LUMIX S PRO 16-35mm F4 (S-R1635)

今のところ自分の使い道には 14-24 mm より 16-35 mm の方が向いてそう。夜景での F2.8 と F4 の違いは今後検証してみたい。

自分のレンズのファームウェアは 1.0 で届いたが「光学補正制御を向上させました」との v1.1 が出ているようなので色の乗りすぎな所が解消されるかも次回見てみようと思う。しかし S-R1635 は 2019 年 12 月発売。4 年後の 23 年にもちゃんとアップデートしてくれるのは有り難い。